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RUNWAY練習会のトレーニング内容

今年3月から毎週土曜の8時30分から、都内で練習会を行っています。練習会といっても現在は参加者が1名という状態ですので、実質的にはパーソナルレッスンになっています。新型コロナウイルスの影響もあり積極的に宣伝をしていない状態ですが、そろそろ宣伝もしようかなと。

そこで今回は練習会でどのようなトレーニングを行っているかについて、くわしくご紹介していきます。

目次

RUNWAY練習会のトレーニングメニュー

RUNWAY練習会は、毎週土曜日の8時30分から10時までの1時間半行っています。正確に1時間半というよりは、その日の状況によって多少長くなったり短くなったりします。基本的なトレーニングメニューをリストアップします。

・ジョグ
・体幹トレーニング
・スクワット
・ランニングドリル
・階段ジャンプ
・流し

全体的にはこんな感じで、トレーニングの間をタイミングを見て1kmのジョグでつなぎます。ジョグは日によって違いますが3〜4回行います。重視しているのはスクワットと階段ジャンプの筋トレメニューで、これらは走れるための体を作るために行います。

ランニングドリルは参加者のレベルに合わせて行いますが、目的はスマートな体の使い方ができるようにすることにあります。スマートな足の運びや腕の振りを体に覚えさせて、ムダのない走りを自然と身に着けてもらうために行います。

ただし決まったフォームがあるわけではなく、走りのロスを無くすためのポイントを伝えて、そのためにどのような動作を意識すればいいのかをレクチャーします。このため決められた回数をこなすのではなく、じっくりと時間をかけて落とし込むようにしています。

正しい姿勢を身につけることを重視

RUNWAY練習会で大事にしているのは「正しい姿勢」です。ジャンプトレーニングをするにしても、1回のジャンプの質を重視します。正しく地面を押し、安定した着地をすることがワンセットで、着地が不安定な状態で回数だけをこなすというようなことはしません。

ランニングフォームそのものをいじることはありませんが、ブレーキを掛けている部分は指摘して、スムーズな足の運びができるようにアドバイスを行います。ランニングドリルはそのために行います。ランニングエコノミーを高めるための走り方を体に覚えてもらう。

もちろん1回ですべて覚えられるわけではありません。何度も積み重ねることで自分のものになっていくのでRUNWAY練習会という形で開催しています。メインはパーソナルレッスンですが、パーソナルレッスンは個人に合わせて個性を活かした提案をしていきますが、RUNWAY練習会はすべてのランナーが知っておくべき走りの基本を伝えています。

スピード低下に抗うための筋トレ

いくら体の動きがスムーズになっても、ランニングはパワーがないことには速く走ることはできません。30代前半までなら走っていれば必要な筋肉もつきますが、40代以降は筋トレをして筋力を維持しなくてはいけません。

基本はスクワットとジャンプです。いずれも自重だけで行いますので、メニューだけ覚えてもらえれば自宅でもできる内容になっています。ただ1人だと頑張れないのが筋トレ。RUNWAY練習会のように、見る人がいて頑張れるタイプの人も多いかと思います。

週1回でもやらないよりはやったほうがいいですし、これまで筋トレをしてこなかった人は堅調にぱわーが戻っていくのを感じるはずです。実際に現在トレーニングを受けている方は、質の高いポイント練習ができるようになったと喜んでいます。

ランニングに筋トレは必要ないというトレーナーもいますが、そのほとんどは若いトレーナーで自身の筋力低下を経験していません。だから「筋肉は走っていれば付く」と言いますが、加齢はそんなに甘いものではありません。

走れるようになるには、筋トレが必須ということで、RUNWAY練習会ではスクワットとジャンプトレーニングは必ず行うようにしています。

走り込みは個人で行ってもらうスタンス

RUNWAY練習会では基本的に走り込みはしません。筋トレとジャンプトレーニングのつなぎなどに1kmほどジョグすることはありますが、全体で5kmくらいしか走りません。もちろん、それで速くなるわけもなく、ある程度の走り込みも必要になります。

ただRUNWAY練習会では、走り込みは個人が行うものと位置づけています。練習会で10kmを走ったら、それだけで1時間近く使ってしまいます。伝えなくてはいけないことがたくさんあるのに、ただ走っているだけではもったいないですよね。

自分でできるトレーニングは自分で行うというのが基本スタンスです。その走り込みをしっかり行える体を手に入れるための筋トレとジャンプ。そして走り込みをするときの意識の持ち方についてのレクチャーをするのが練習会という位置づけです。

それをさらに個人の特長に合わせて落とし込むのが、パーソナルレッスンです。とはいえ現状でRUNWAY練習会の参加者も少ないので、いまなら練習会でもパーソナルレッスンに近い形でできるので質の高い練習会にはなっています。

まとめ

RUNWAY練習会は10人までの参加者に、ある程度決まったトレーニングメニューを行う練習会です。練習会での走行距離は5km程度で、トレーニングの半分以上は走りません。筋トレとジャンプトレーニングがメインで、走れる体を作ることを目的としています。

体作りとは別に、ムダのない走りを身に着けてもらうためのランニングドリルも行っており、ランニングエコノミーを重視した走り方の基本を体で覚えてもらえます。ケガのリスクも下げつつ、レース後半に失速しない走りにゆっくりと移行していくことができます。

パーソナルレッスンほど個人に寄り添ってレッスンすることはできませんが、中身の濃いトレーニングを提供しますので、伸び悩んでいるランナーの方や、目標達成のために集中してトレーニングを行いたいという方は、ぜひ気軽にRUNWAY練習会をお申し込みください。

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