貧血予防だけじゃない！アサイーがランナーをレベルアップさせる理由
私たちの体は食べたもので作られています。このため、シリアスランナーになると食べるものや飲むものにもこだわるようになります。できるだけ体に良いのを摂り、体に悪いものは排除していく。ところが、そんなシリアスランナーでもまだ取り入れていな人が多いスーパーフードがあります。
それがブラジル産の果物「アサイー」です。アサイーは貧血予防に効果があるとされており、ブームになったこともありましたが、今は少し忘れられた存在の食材です。でも実際にはランナーだけでなく、すべてのアスリートのレベルを引き上げる特別な食材でもあります。
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ランナーの持久力は血液の状態によって決まる
ランニングを本気で取り組んでいる人の多くが、日々のトレーニングを重視しています。あたり前のことですよね。走ったり筋トレしたりすることで、筋力も心肺機能も強化されていくので、トレーニングをすればするほど速くなります。
でも、そのトレーニング効果は必ずどこかで頭打ちします。その上限は人によって違いますが、例えば血液中に含まれる赤血球の量なども影響します。いくら筋肉を鍛えたところで、酸素を筋肉に届けられないと、私たちは走り続けることができないためです。
私たちランナーがコンディションを維持するためには、体内にできるだけ多くの血液があり、より多くの酸素を運べる状態にしておく必要があります。ところがランナーは走れば走るほど赤血球を壊してしまいます。何度も足裏を地面に叩きつけるためです。
だからランナーの多くが貧血状態になっているのですが、それに気づいていないランナーも少なくありません。女性ランナーは貧血に敏感ですので、ある程度把握しているかと思いますが、それでも対策をしている人は少数派。男性ランナーに至っては「よくわからないけど、すぐに息があがって調子悪い」なんて思っていたり。
ランナーにとってトレーニングも大切ですが、それと同じくらい血液が十分にあることが求められます。まずはそのことをしっかりと認識してください。
アサイーを摂取すれば血液が増える
血液が必要なこととアサイーはなにか関係あるの？アサイーは非ヘム鉄だから、接種するならレバーのほうがいいのでは？そう思う人もいるかもしれません。実はアサイーには驚くべき秘密があり、私たちの体はアサイーを摂取すると造血ホルモンが働いて、体が勝手に血液を作り始めます。
これを造血作用と呼ぶのですが、難しい専門用語などは覚える必要はありません。「アサイーを摂れば血液が増える」とだけ覚えておきましょう。自分の血液をレース前に自分自身に輸血する血液ドーピングという禁止された手法がありますが、アサイーを摂取すれば安全かつドーピング違反にもならずに、その状態にできてしまいます。
実際にアサイーを毎日摂るようになってから、血液検査の結果が改善されたという声が多数あり、すでに多くのアスリートや大学の駅伝部などでも採用されています。アサイーは自然の食材ですので摂取することで体に負担をかけることもなく、体内の血液を増やしてくれるので、「摂らない理由が見つからない」ほど優れています。
貧血でないランナーにとっても、理論的には確実に効果がでる食材ですので、本気でランニングと向き合いたいなら、アサイーを摂るようにしましょう。
アサイーは毎日摂り続けることが大切
アサイーはドリンクや粉末、ピューレなどの状態で販売されていますが、どれを使っても構いません。ただアサイードリンクと書いてあっても、ほとんどアサイーが入っていないものも多いので、きちんと原材料をチェックしてください。できるだけ他の食材が入っていないものがおすすめです。
ポイントは「毎日摂る」ということです。1回飲んだら体質が改善されるというものではなく、継続利用することで最高のコンディションを維持できます。おすすめはヨーグルトにかけて食べるというスタンダードな食べ方です。
ヨーグルトは血液の材料となるタンパク質が豊富ですので、効果的に栄養補給ができます。毎朝ヨーグルトとアサイーを摂る。もしくは寝る前でも構いません。毎日のルーチンにしてしまえば、摂り忘れるということはなくなります。
摂取量はあまり気にしなくてもOKです。それほど高いものではありませんが、毎日摂るとなるとまとまった金額になるので、ヨーグルトにかける50mlくらいでも構いません。ときどき200mlくらいまとめて飲めればベストですが、そこらへんはお財布と相談ということで。
繰り返しますが、アサイー摂取は習慣化が大切です。毎日コツコツ積み重ねましょう。
まとめ
走るだけではランナーは速くなりません。ランニングを始めたばかりは、月間走行距離に応じて走力がアップしますが、それもいずれどこかで収束します。そうなったときに、改善するのはランニングフォームではなく体内環境です。
やるべきことはシンプルで「血液を増やす」こと。ランニングは頑張れば頑張るほど赤血球を減らしてしまいます。結果的に貧血になって走れなくなることも珍しくありません。そうならないためには鉄分補給も重要ですが、アサイーを摂れば問題はすぐに解決します。
アサイーには造血作用があり、飲むだけで体が血液を作り出してくれる効果があります。実際に多くのランナーがアサイーによって貧血を克服しています。貧血でなくても、血液が増えれば細胞に届けられる酸素量が増えて、持久力がアップします。
ランナーでアサイーを飲まないのは、速くなりたい意思がないのと同じ。それくらい重要な食材ですので、伸び悩んでいるならぜひ日々の生活に取り入れてみてください。